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2016年10月12日

ぎっくり腰【鍼灸よろず相談】

Q30歳の男性です。ぎっくり腰を起こしました。鍼(はり)治療がよいと聞きましたがどうでしょうか。


A腰痛ということ一昔前は年寄りのびゅおうきのように思われていましたが、最近は中年層はもとより若い世代や学童まで腰が痛いと聞きます。
ちょっとしたことですぐ腰にくる人が増えています。
Sさんは25歳のOLです。部屋の掃除で床をふいていて、立ち上がろうとしたときに越しに激痛が走り、動けなくなりました。整形外科に行き、レントゲン検査をしても腰の骨に特に異常はありませんでした。痛い腰でかがみながら来院されました。
鍼治療では、腰骨(腸骨)の頂点を結び背骨の突起を上に一つ越え、左右外側に指4本分の位置にある志室(ししつ)、おしりの平らな骨の仙骨で上から二番目の後仙骨孔にある次髎(じりょう)、足のくるぶしの後側のくぼみにある崑崙(こんろん)などを使いました。数回の治療で腰痛は日常生活に支障がないほどに緩和しました。
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日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
posted by 石野医院 at 09:00| 鍼灸よろず相談